省エネ建材「ココエコ」「サーモス窓」 施工事例
今回は昨年行われた補助金制度「次世代省エネ建材支援事業」を使用した施工事例となります。
まず、「次世代省エネ建材支援事業」とは短工期で施工可能な「高性能断熱パネル」や「潜熱蓄熱建材」等の付加価値を有する”省エネ建材”を用いた住宅の断熱リフォーム事業です。
今回の工事では、導入必須の製品の1つLIXIL「ココエコ」と、こちらも対象商品の1つLIXIL「サーモス窓」を使用しました。
「ココエコ」はご家族が多くの時間居られるリビングに設置、「サーモス窓」はリビング、1階洋室、2階洋室と3カ所に設置しました。
ビフォー
アフター(ココエコ張付け) 内装仕上げ
「ココエコ」とは高性能断熱パネルで既存の壁(ウォールインプラス)・床(フロアインプラス)の上から貼れる断熱材です。 今回使用した「ココエコ」は壁用の「ウォールインプラス」になります。
構造はウレタンと石膏ボードの間に”真空断熱材”を挟んだもので一般に使用される断熱材グラスウール(厚さ215mm)に比べ、真空断熱材は厚さ12mmで同等の断熱性能を持っています。
施工は簡単で事前に取り付けたい壁の寸法でカットされた「ココエコ」を付属の両面テープと接着剤で張り付けるだけ、仕上げに内装工事(クロス等)で完了です。
実際に工事途中でもお客様から「前に比べて温かくなった」との声をいただきました。
ビフォー アフター
「サーモス」とはペアのガラス(複層ガラス)の間に空気層を作り冷たい空気を空気層内で遮断する効果があり室内の温度を一定に保つことができるので、エアコン等の消費電力を抑えることができる商品です。
さらに、空気層内にアルゴンガスAr(高性能ガス)を使用することでさらなる効果を得ることができます。
もちろん今回使用した商品もAr入りとなっています。
当初(10月)は大型台風による被害が多く見受けられました。
これから先、温暖化によりさらに強い勢力の台風が数多く発生する可能性が高いと思われます。
そこで、台風対策も兼ねシャッター付きの「サーモス窓」を選択されました。
今回はシャッタースペースの確保も含め各部屋のサッシのサイズを変更しての施工となりました。
手動ですが、上げ下げも非常に軽く、片手で操作できます。これで強風が来ても安心ですね。
さらに防犯効果もありますので、留守にされる際にも安心できます。
様々な助成金制度の申請を一般の方が申請手続きするには、必要書類も多くなかなか難しい内容ですので、申請から全てLIXILリフォームショップAtoZプランニングにて行わせていただきました。
工事完了時にも、お客様は大変喜んでいただけました。
これから寒い時期が続きますので、商品の効果を存分に感じていただきたいです。