ちょっと一息
今回は商品紹介はお休みにしましてちょっと立ち寄ったところの紹介をしたいと思います。 先日大分県玖珠郡玖珠町にお仕事で伺いました。予定時刻まで少々時間がありましたので近くを探索すると豊後森駅のすぐ近くに「豊後森機関庫」を発見。1933年(昭和8年5月)に機関庫、森駅が建ち前年1932年(昭和7年9月16日)に久大線豊後森~北山田間が開通。歴史を振り返ると1914年(大正3年4月)大分と湯平を結ぶ大湯鉄道、大分~小野屋間を買収しここから久大線の大分側の工事が始まりました。長い年月をかけ、福岡県久留米市までの区間を開通し大分と福岡を結ぶ久大線が完成したことを知りました。昭和8年に建てられていますから1941年(昭和16年12月8日)の真珠湾攻撃による太平洋戦争に始まり1945年(昭和20年8月)ポツダム宣言を受諾するまで戦争による被害も受けてきました。この「豊後森機関庫」が受けた戦争による大きな被害は1945年(昭和20年)8月6日、広島に原爆投下の2日前の8月4日(午後2時40分頃)米軍戦闘機からの攻撃を受けました。機関庫には今もその銃弾の跡が残っています。 今回は大分県玖珠郡玖珠町にある「豊後森機関庫」を紹介させて頂きました。蒸気機関車も展示されていますのでお近くを通ることがあれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。